皆さん、こんばんわぁ〜こうづま 和弘です( ´_ゝ`)ノ
 昨日、財団法人介護労働安定センターは、介護労働実態調査の調べで、離職率が昨年に比べて高いことが明らかとなりました。
  離職率は、一年間に介護職員が辞めた割合を示すものです。
昨年の10月1日付けで労働調査を行い、全国の介護事業所を対象に実施されました。
 対象となった介護サービス事業所で7345の事業所から回答がありました。
 訪問介護を除いて全ての事業所【特別養護老人ホーム・グループホーム・老人保健施設・デイサービスなど】で辞めた割合は、19.1%で前年比0.2ポイント減ったものの訪問介護事業所では、で前年比2.0ポイント増となっています。
 全体的な割合では、17.8%で前年比0.8ポイント増となっています。
  私が当時、働いていた老人保健施設や千葉市内の特別養護老人ホームでは、辞める直後、他の施設へ移る方や移ってきた職員が居ました。
  多いところでは、それだけ業界内でも入れ替わり立ち替わりが激しいということを私は従来から感じていました。
 今でも同じだと思いますが、今後の見通しを考えた時には違う変化が起こるというふうに思っています。
  今から3、4年前に江戸川大学柏キャンパスの文化祭にお招きを頂いて行かせて頂いた時に介護福祉学科へ希望する学生が年々減ってきているというお話しを伺いました。
 労働環境と賃金が見合っていないことが大きな一因となっていると思います。
  こうした労働環境の改善と介護職員の処遇改善が求められ続けてきましたが、中々良くなっていない現状があります。
 処遇改善交付金があることで、若干のプラスはあったにしても控除などを考えればそんなに変わらない額です。
  民主党代表選でも社会保障と税の一体化をどうするのかが焦点になっています。
 増え続ける高齢者に歯止めがかからない状況がある今、社会保障をどう進めていくかで介護業界も変わってくるものと思います。