◆千葉市長選挙ネット討論会
  今月17日夜18時50分〜19時半まで幕張本郷駅で駅頭後、自宅に帰って21時から行われた日本青年会議所が主催した千葉市長選挙ネット討論会を視聴させて頂きました。
立候補している二人の候補者から様々な課題やコーディネーターからの質問や候補者同士の質問など幾つかの質問を通して、それぞれが政策を競いあったり、千葉市が抱える課題や問題に対してどのようにして取り組むのか今後のビジョンを展開していました。
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今回の討論会を見ていて率直な感想をちょっと触れておきたいと思います。
  『千葉市は、「国際観光・地域振興・税収」の期待から、幕張副都心でのカジノ構想を描いています。』と大野氏のリーフレットに記載されていることについて、昨日の討論会でくまがい候補は大野候補に質問として挙げました。
  『千葉市がカジノ誘致に手を挙げているのではないか』という内容で、実際のところは千葉市はカジノ推進ではないのですが、あたかも推進している千葉市というように大野候補はあちらこちらで訴えていることについて、『嘘ではない』と反論していましたが、そうでないならもっと具体的な根拠を挙げて反論して欲しかったです。見苦しい反論に見えてしまいました。
◆財源も見えぬまま良いことづくし
   今回、大野候補の目玉政策となっている国保料の引き下げと学校にエアコン設置について、コーディネーターやくまがい候補からも財源はどこから充てるのか質問に挙がったのに対して、大野候補の回答は、具体的な回答がなく、出た回答が『大型公共事業を中止または凍結によって財源は浮かせられる』ような回答も出た。
  実際のところ、これだけの見直しや計画を廃止にしたからと言って、国保料の値下げやエアコン設置の予算に充てきれるものではありませんが、何とも言えない見苦しい回答でした。
  最も具体的な財源を挙げて欲しかったのですが、そこが無かったのが、残念でした。
聞こえの良い政策だけではなく、理想論でなく、現実的で建設的な政策と安定性が大事だとおもいます。二人の候補者から挙げられた政策を聞いてみて、大差があったなぁ〜と感じました。