仕事は大変でも賃金は安い〜こうづま和弘☆彡
  介護の担い手不足は今に始まったことではない。
 私が介護の仕事を始めて現在に至るまでに約14年余りですが、若い世代の介護人材は減り続けていることを日々感じています。
  介護職の離職率の高さは他の業界に比べても高い方で、どこの施設でも求人募集は手続けている一方です。

   高齢化も待ったなしと言わんばかりに進む一方で、介護施設の数も足りず、介護施設に入所を待つ待機高齢者の数も増え続けています。

  介護の担い手が不足していることや離職率の高い理由は言うまでもありません。image

上記のタイトルにも触れているように賃金が安いからです。従来から言い続けている問題で訴えても変わらずに賃金の安さは今も同じです。

  私も現在、通所介護【デイサービス】に勤務しており、日勤がほとんどです。
短期入所【ショートステイ】や老人保健施設や特別養護老人ホーム等は3交代制で夜勤もありますが夜勤手当の相場を見てみても安いか高いかで違ってきます。
  施設勤務を選択する上で夜勤手当の高い施設を選ぶ人も少なくない。
また初めから夜勤手当が安ければ、夜勤をしないで副業する人もいるそうです。
  副業で稼げる額と夜勤を月に3〜4回行って合わせた額と比較して副業の方が稼げる額であれば夜勤をしない選択をすることがほとんどでしょう。
  介護の現場で働く若者にとって将来的な生計が立てられるかどうかを考えると厳しいのが実態であって、今後も賃金が上がることに期待できるかというとあまり期待できない。
  処遇改善がなされるかどうか考えると今の情勢を鑑みても程遠い気がしました。