皆さん、こん☆★わぁ〜(・∀・)つ

 先月23日〜28日まで行われた事業仕分け第2弾で独立行政法人の無駄遣いなどがないか洗い出されていましたね。

  そもそも『独立行政法人』というのは何なのか、その存在が何の役割を果たしているのかもよく解らない点もあろうかと思います。

  独立行政法人とは、政府が決めた仕事の中で、国がやらなくても良さそうな仕事を委託するような形でやってもらう為に生れたのが独立行政法人です。

  海の研究や宇宙の研究などを直接、国がしなくても民間に任せるということも考えられる。
しかし、民間に任せることでお金が膨大に掛かってしまうこともあります。
  その様な仕事の場合は、民間のやり方も取り入れながら、税金を出来る限り使わないで出来るようにするために2001年に独立行政法人が生まれました。

  今回の事業仕分け第2弾で無駄遣いがあるのかどうなのかということから仕分けの対象となったにも背景があります。

  国が管理する独立行政法人は11の省庁で104の団体があります。

内閣府=4  総務省=4  外務省=2  財務省=4
文部科学省=23  厚生労働省=20  環境省=2
農林水産省=13  経済産業省=11  防衛省=1
国土交通省=20      合計104団体が所管されています。

  これらの独立行政法人団体の中には国の職員が働いているところもあって、他の独立行政法人や民間会社と同じ仕事をしていることもある。
  国の役所(省庁)で働いていた職員が辞めて独立行政法人に転職した職員の給与を貰い過ぎているんじゃないかという批判の声もあったことから仕分けの対象となった

   4月29日付のブログでも書いていますが、今回の事業仕分け第2弾であげられた結果として
10府省所管47法人150事業を調べて、36事業を廃止したり55事業の縮減という結果が出された訳です。
  こうした結果から、今後の検討課題として独立行政法人のあり方やそのものを見直したり、同じ様な仕事をしているような法人に対して一本化されたり、廃止することもあるのではないかと思いました