岩手県立宮古市の病院に深刻な問題を抱えている。それはやはり医師不足しかありません。どこもかしこも医師不足が拡がっています。格差社会の拡がり。

県立宮古病院では、10万人を抱える医療現場で救急搬送として最後の砦とも言われている病院です。通院患者は1日平均500人とされている。
 この病院に常駐していた循環器科の医師が不在となっている。

この影響で、急患で運ばれてくる不整脈患者は泌尿器科の医師や皮膚科の医師が対応しているが、一時的な処置でしか施せないというのが現状だと言います。

 又、急用を要する患者の場合には、盛岡市にある中央病院へ連絡して容態を説明してアドバイスを受けたり、移送の手配をとる。

42b0bf9f.jpg 救急車を手配して、盛岡市の中央病院へ搬送するも100kmの道のりを1時間40分かけて救急車は走ります。
 中には、搬送中に急変して亡くなるケースもあるとされています。

岩手県宮古市民や救急隊や働く医師達からは不安の声と一刻も早い医師確保の為に国へ求めている。
 参院選前に当時の安倍元総理の頃、医師派遣を進めたが派遣期間は3ヶ月〜6ヶ月までの間だけである。期限が切れれば、医師は元の大学病院などへ戻ってしまい、医師は減ってしまい補うことにもならない。

過去のイメージを・・・ 地元市原市にある『千葉県循環器病センター(旧:鶴舞病院)』では、内科医の不在になっています。診療科があってもそこに医師が不在という問題は、医療崩壊の大問題。
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【千葉県循環器病センター】

一刻も早い解決策を見出さなければなりません。
医師不足の問題は待ったなしの状態である以上、どうすべきかを共に考えていかなければならないのだと思います。 国の政策転換が求められる今だから、しっかりと訴え続けなければなりません。どうしたらこの医療危機を解決できるのか、共に考えてみませんか。