皆さん、こん☆★わぁ〜夜は寒くなったり、日中は温度が下がるって聞いたからそれなりに着こなしていたのに暑くなったりと何だか変な感じです。

   今月、23日〜24日までいちはら里山クラブ活動で市原市古敷谷にて炭焼きをする為、一泊二日の泊りがけをしました。言い換えれば張り込みです。

   炭焼きとは、竹を大きな釜戸で焼いて竹炭にする事なんですが、これが簡単に出来る訳でなく、長〜い工程があって丹念にじっくりと作るんです。

  これは、竹を焼く釜戸です。ドラム缶(通常より数倍の大きさ)と土や土袋で山にして固めています。8a542852.jpg2c103b8f.jpgc59d5981.jpg

 

 

 

 

 

 

写真:左は釜戸補修で真ん中は竹を入れた所です。右は火付けです。

釜戸に火をつけてこれから焼きます。焼きあがるまで数十時間は掛かりますが24時間掛かることも多いときは30時間弱掛かる時もあります。ちなみに直接竹を焼くのではなく、釜戸の入り口で燃して、その熱を釜戸本体に送り込んで焼くというもので、火が消えてはいけないし、弱ってもいけません。なので、釜戸の火を見張るまさに張り込みです。ab81fe66.jpg

山に囲まれた古敷谷は真っ暗という訳で、焚き火をしました。焚き火をしながら心ゆくまで人生で貴重なお話しをしました。その後、深夜2時〜寝過ぎて7時まで寝過ごしてしまいました。写真にあるこのテントの中で頂いた寝袋で休ませて頂いたのですが、これが思った以上に寝心地が良い。しかも、テントは何と千円ショップで買ったと聞いて、千円以上の価値を味わいました。千円は侮れない。f793f6c6.jpge8020c98.jpg

  朝を迎えましたが山で迎えた朝は清々しく鳥の鳴き声が美しい。       山と山の間には霧が立ち込んでいました。

07990ca8.jpg朝を迎えて、釜戸の煙突を見ると、昨夜にかけて燃え続け竹で出来た煙突は黒く焦げている。

 熱がこもって燃え出すと中に溜まっていた蒸気が浮き出して煙が出るが、煙とは別に水蒸気の水滴が垂れて黒い水滴が焦げている部分を焦がす原因にもなっている。a219b29a.jpg5cc90da7.jpg                    竹も良い所で燃えて来た所で煙突を抜きます。この煙突からは数百度以上もの熱と煙が出ている為、顔を垂直にした場合に焼けどの恐れもあるので、斜めにして煙突抜く。煙突を抜いて密閉させて、火が弱まるまでじっくり待ちます。190912c0.jpg

 そして、9時に里山で一緒に活動する仲間も続々と古敷谷にやってきます。

 さっそく今日の臨時作業準備が始まります。何故なら27日は里山のイベントがあるので、みんなで準備をします。みんなで一緒に活動をする事で、準備も捗ります。お昼になって、昼食をみんなで食べた後で、里山の仲間が綺麗な烏瓜(からすうり)を持ってきました7d11bf35.jpg

最後に里山活動も14時半をもって終わり、帰りに里山の友人にいちはらの山々を一望出来る場所へ案内してくれました。